暑い夏と映画3『砂の女』

真夏にあう映画ということで、今日は『砂の女』。岸田今日子がかわいい(他にも『秋刀魚の味』なんかも、いい岸田今日子映画だ)。

なぜこの映画を観てるかというと、今日、今さらながら映画『セッション』を観たので、何かこれに近い映画を観て寝ようと思ったら、なぜか『砂の女』になってしまった。全然違う映画なのに、なぜだ?

この間観た『青森県のせむし男』が頭に残っていて、前衛的、あの時代、作家性などなどリンクして、安部公房原作『砂の女』になってしまったのか?(せむし男は1967年、砂の女の映画は1964年)

ちなみに小説の『砂の女』は、誰かに貸したまま1年以上返ってこない(誰だ?)。ブルーレイ版はなく、DVDは4〜5000円くらいで売っている。だけどyoutubeには全編落ちている。あえてリンクは貼らないけど、絶対に観た方がいい傑作だ。

「でも、都会の女の人ってみんな、きれいなんでしょ」
↑どうしたらこんなセリフかけるのだろう?

砂の女 特別版 [DVD]

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安部公房の芝居も、しばらく札幌では演じられてない。記憶にある分だと、ライトマンの『制服』が最後だ。それも、2011年、4年半前だ。演劇シーズンで、ライトマンにやってもらうか、新作として『幽霊はここにいる』か『どれい狩り』なんかをやってもらえると、うれしいのだけど。