2015-01-01から1年間の記事一覧

移転先

ブログ移転しました↓ http://d.hatena.ne.jp/ys22ys/ <島崎友樹プロフィール> 1977年、札幌生まれ。大学在学中にシナリオ『R』で札幌デジタル映画祭で最優秀賞。 これを機にシナリオライターとして活動を始め、2002年には『RUN-ing』で函館港イルミナシオ…

ネス湖のなにか

「ネス子」というキャラの名前を思いついたので検索した。ついでにネス湖について詳しくなった。 実はけっこう細長い。長さは35キロなのに幅は2キロ。大きさは56.4㎢で風蓮湖と同じくらい。ちなみに洞爺湖は70.7㎢。 なんとネス湖にはライブカメラがある。こ…

ヤクザ言葉、報道の違い

セリフの違いに注目。産経はヤクザ言葉を一般人にわかりやすく翻訳したんだね。「タクシー運転手と口論していたところ、通りかかった伊藤容疑者が『一般人にそんなことをするな』と声をかけ、トラブルに発展」(産経新聞) 新宿・歌舞伎町で暴力団組員ら約5…

同人即売会の戦利品

今日は人生初、同人即売会(って言うの?)、クリエイトカフェ。 http://tomotomojda.wix.com/createcafe戦利品は豆本ストラップ800円など。写真だとわかりづらいけど、本の溝(イチョウ)が入ってたり、スピンついてたり、ストラップ用にハトメ打ってあった…

幻みたいな物語『優しい鬼』

今日は文化の日ということで、レアード・ハント邦訳2作目『優しい鬼』を読む。もう、最初の数ページでやられた。序章の美しさと残酷。しかもこのすばらしい序章が本編とまったくからまないのに、ずっと読者の意識に残り続けるという、いかにもなレアード・…

シャマランの映画とは

「ホラーとかホームドラマとかジャンル分けせず『シャマラン映画』として見てほしい」(M・ナイト・シャマラン)小原篤/アニマゲ丼 on Twitter: "今日の朝日新聞夕刊映画面に「ヴィジット」公開中のシャマラン監督のインタビューを書きました。「どんでん返…

『ナイトクローラー』本編にない映像

『ナイトクローラー』観た! いろいろあったりシャマラン優先したりしてようやく。マッドマックス級の傑作を観るのもいいけど、こういう秀作が観られた夜も幸せ。ジェイクは相変わらずの怪演だし、相棒役の俳優(パキスタン系英国人)もいい。レネ・ルッソも…

シャマラン最高!

かつて僕はシャマラン映画を称して「無駄なサスペンス感」と言ったことがありますが、本作まさにそれ。異常すぎて、肝心のドラマ部分が取って付けたような感じになってしまい、感動的なシーンが白けるほど(褒めてます)。 映画終了後、同じ列にいた男性が、…

西暦2288年

年金の積み立てが10兆円の損失を出してるって、これニュースになってるんだろうか? 田中龍作ジャーナル | 「アメリカ強欲資本」に吸い取られる日本国民の老後10兆……僕が1日1億円ずつ使っても、273年持つ計算。 僕は311歳で、西暦2288年だ。

この異常な時代に

菅官房長官は20日の記者会見で、「(憲法53条の)要求があっても開かなかった例もある」と指摘した。 すごい時代になったな。人を殺しても捕まらなかった奴がいるから、俺も人を殺す、って理論だ。それを堂々と、悪びれることもなく会見で言ってしまうん…

サヨナラだけが人生だ

29日に脚本家の山内久さんが亡くなっていたらしい。今日、ニュースになった。亡くなったその日、僕は山内脚本『幕末太陽傳』を学生にすすめていた(田中啓一名義)。偶然。幕末太陽傳 デジタル修復版 Blu-ray プレミアム・エディション出版社/メーカー: Happ…

福島のるきさん

静養中です。 こういう機会にと思って女流マンガ家を読もう週間。以下、買って読んでるマンガ。ドミトリーともきんす作者: 高野文子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2014/09/24メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (80件) を見る絶…

手術した

先週、人生初CTスキャンを撮って、24日に手術をしました。と書くと大袈裟だけど……埋まってる親知らずをえぐり取って、割れてなくなってしまった歯の代わりに移植しました。例えるなら、跡継ぎのいない家に親戚の末っ子を養子に入れる的な感じです。この養子…

残酷で美しい物語

そしてまさかのレアード・ハント新刊が10月7日に。優しい鬼作者: レアード・ハント,柴田元幸出版社/メーカー: 朝日新聞出版発売日: 2015/10/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (9件) を見る唯一の邦訳『インディアナ・インティアナ』は生涯ベスト級の…

ガボ、FBIに追われる。

まあ、すごいニュース。記事中にある当時のFBI長官とは、やっぱりフーバー。http://www.asahi.com/articles/ASH9731YFH97UHBI006.html

『第三の男』コレクター火を噴いた

今日は授業で『第三の男』を観て研究。 もちろん、僕の『第三の男』コレクションが火を噴きました。現在22本。まだ増え続けてます。 第三の男 [Blu-ray]出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン発売日: 2015/06/24メディア: Blu-rayこ…

ナイトクローラー!

よっしゃ、22日から『ナイトクローラー』公開だ、またジェイク・ギレンホールがおかしな役やってる映画で楽しみだな、なんて生きるカテにしてたら札幌は10月公開って……トムのアクロバット映画とか恐竜の映画とか細田アニメとか米アニメとかいったい何館で(…

札幌演劇シーズン部門賞

この夏、20日間で、演劇シーズンの5つの劇団の7本のお芝居観て、感想を書きました。えらい。自分で自分を褒めたい(古いね)。 http://s-e-season.com/gekikan/index.html別になにかを競ってるイベントではないので、感想には書かなかったけど、部門賞をあげ…

暑い夏と映画6『寒い国から帰ったスパイ』

今日は雨が降った。さほど暑くはないけれど、暑い夏に観る映画その6『寒い国から帰ったスパイ』。ご存じなく子も黙るジョン・ル・カレ原作の『寒い国から帰ってきたスパイ』を映画化したもの(タイトルが微妙に違う)。寒い国から帰ってきたスパイ (ハヤカ…

暑い夏と映画5『菊次郎の夏』

夏になると観たくなる映画、他に何かあったなあと思い出してみたら、そうだ、北野武の映画は全部夏っぽい。で、珍しい、北野武が弾く『菊次郎の夏』テーマソング。ピアノを練習してるという話は聞いていたけど、この人、向上心の塊なんだな。

暑い夏と映画4『マッド・マックス 怒りのデスロード』

怒られそうなので小声で言いますが今さらながら『マッド・マックス』観て打ちのめされていてあの映画は映画館で観たよって自慢できるたぐいの映画なのですが残念ながら札幌は明後日で上映終了なんですが昨日観た回はほぼ満席状態だったのでまだまだ延長して…

暑い夏と映画3『砂の女』

真夏にあう映画ということで、今日は『砂の女』。岸田今日子がかわいい(他にも『秋刀魚の味』なんかも、いい岸田今日子映画だ)。なぜこの映画を観てるかというと、今日、今さらながら映画『セッション』を観たので、何かこれに近い映画を観て寝ようと思っ…

暑い夏と映画2『真夏の夜のジャズ』

真夏にあうライブ映画ということで、今日は『真夏の夜のジャズ』。ジャズ・フェティバルとヨットレースの融合という、暑さと涼しさ。何かの本で読んだけど、このフェスティバルで圧倒的なパフォーマンスを見せたアニタ・オデイはこの時ヤクをバリバリ決めて…

暑い夏と映画1『ストップ・メイキング・センス』

暑い夏をより暑くということで、『ストップ・メイキング・センス』を観る。トーキング・ヘッズのライブ映画なのだけど、監督は『羊たちの沈黙』でおなじみのジョナサン・デミ。彼をして、誰が撮っても傑作になっただろうと言わしめた圧倒的なライブパフォー…

芝居を観て感想を書く

札幌演劇シーズンで上演される舞台を観て、感想を書くことになりました。大変だ。パインソー→風蝕異人街→intro→イレブンナイン→札幌座と、8月23日まで毎日上演されます。大変だ。 ↓ここで読めます 札幌演劇シーズン

ケン・イシイ『EXTRA』PVの衝撃。

ケン・イシイ『EXTRA』のPVを久しぶりに観る。 監督は奇才、森本晃司。これが、19年前の作品だとは……。 いま観ても、いや、いま観た方が清新。スピード、ノリ、バイオレンス、浮遊感に疾走感、異形さ。 何より、これが一番大事なのだけど、かっこいい。小津…

なぜ本屋に行くのか

くすみ書房が閉店する。書店の死は僕の死だ。 それに、街の死だし、人の死だ。大きな書店は品揃えも豊富だし、立地もいい。 でも、小さくても個性的な書店が、街になくてはいけない。かつて、札幌の映画館が、数年で次々となくなっていったのを思い出す。 そ…

好きになる才能

授業で短編小説を書いて、全員で読んで、全員で点数をつけた。読んだ作品の点数を10点満点で別用紙に書いてもらい、集計したところ、興味深い結果が出た。面白い作品を書く人ほど、他人の作品への評価が高いのだ。他の学生にわからないように集計したのだけ…

志ん朝の涙

「驚き桃の木20世紀」っていい番組だった。 ↓六代目松鶴の回は、ゲストに志ん朝。 枯れていく松鶴の人生に涙する志ん朝。でも、枯れるまで生きてくれなかった志ん朝に(享年63歳)、僕たちは涙するんだけどね

本の魔力、時代性

今日の貸し出し結果。『姑獲鳥の夏』(京極夏彦)→× 『幽霊たち』(ポール・オースター)→× 『浴室』(ジャン=フィリップ・トゥーサン)→× 『23分間の奇跡』(ジェームズ・クラベル)→○ 『ドグラ・マグラ』(夢野久作)→○ 『火星年代記』(レイ・ブラッドベ…