暑い夏と映画６『寒い国から帰ったスパイ』

今日は雨が降った。さほど暑くはないけれど、暑い夏に観る映画その６『寒い国から帰ったスパイ』。

ご存じなく子も黙るジョン・ル・カレ原作の『寒い国から帰ってきたスパイ』を映画化したもの（タイトルが微妙に違う）。

寒い国から帰ってきたスパイ (ハヤカワ文庫 NV 174)

原作はもう、スパイ小説の金字塔。スパイ小説なんて古くさいと思うなかれ、読んでみると、とても良くできたミステリー＆人間小説だとわかる。ラストの衝撃なんて……

映画版はVHSが出たまま廃盤。日本ではDVD化されてないので、あえてネットにアップされた動画のリンク張っておきますが、これがまたいい出来で、ラストは小説以上と言ってもいいくらい。本当に、寒い国なのだ（どっちがとは言わない）。
寒い国から帰ったスパイ 1/6 - ニコニコ動画

↓ちなみに以前書いた『寒い国から帰ったスパイ』『寒い国から帰ってきたスパイ』評を載せときます。
映画『寒い国から帰ったスパイ』 - 島崎町『ぐるりと』のブログ
ル・カレ成功の秘密 - 島崎町『ぐるりと』のブログ