よみがえった天才シャマラン最新作『スプリット』

シャマラン『スプリット』観てきた! 公開初日に観にいくなんて、いつ以来だろう。

今回はおふざけなしのスリリングシャマラン。唯一の弛緩シーンが監督本人の出演のところとで、『ハプニング』以来、4作ぶりの監督出演にはファンならずともグッとくる? のかな? こういう、どう感じていいかわからない感じがなんともシャマランだなとスクリーン見てうれしくなった。

どんな体験(事故、事件)にも意味はあるという前向きなメッセージを発してきたシャマランだけど、前作『ビジット』といい本作といい、その傾向は強くなっている。

ラストというか、おまけにあるどんでん返しは期待せずに(意味わからない人が続出のはず)、ドキドキ感と役者の良さを堪能する映画。