邦画の質

邦画はつまらないとよく言われる。
きっと面白い映画もあるのだろうけど、そもそも、ストーリー紹介からして面白くない。例えば……

↓ある邦画のストーリー

妊娠直後の妻に悪性腫瘍が見つかった夫婦の育児と闘病生活をつづる実在のブログから生まれた実写映画化。育児と仕事に孤軍奮闘するダンナの前に死んだはずのヨメが現れ、二人で共に歩んできた日々に思いをめぐらせ、少しずつ現実を受け入れていく過程を描く。

↓で、ある洋画のストーリー

バリー・ソネンフェルド監督(「アダムス・ファミリー」「メン・イン・ブラック」)、ケビン・スペイシー主演の新作コメディ「Nine Lives(原題)」に、クリストファー・ウォーケンが出演することがわかった。

同作は、ワーカホリックなビジネスマン(スペイシー)が事故に遭い、家族で飼っている猫の中に魂が閉じ込められてしまうというストーリー。米Deadlineによれば、ウォーケンは猫になった主人公に力を貸す摩訶不思議なペットショップ・オーナー、フェリックス役を演じる。

ともにオスカー俳優であるスペイシーとウォーケンが長編映画で共演するのはこれが初めて。ちなみにスペイシーは昨秋、ジミー・ファロン司会のトーク
組に出演した際、ウォーケンのモノマネを披露して観客の爆笑を誘った。

バリー・ソネンフィールド、ケビン・スペイシークリストファー・ウォーケンなどのビッグネームは魅力的だけど、その部分を除いても、ストーリーの質が全然違う。そもそも志が違う。

なぜ後者のようなストーリーが邦画でできないんだろうか?