『ソーシャル・ネットワーク』分析1

ソーシャル・ネットワーク』観ながらの覚え書き。

シーン1の会話でバス送迎の話が出て、その後その通りにバス送迎のシーンが出る。で、マークが女の子判別サイトを作る際、9分07秒、38秒ですでにfacebookの文字が見える。それにそうか、裁判は3つあるんだな。

マークがウィンクルボス兄弟の誘いに乗る理由。学内裁判の後、マークは「ジョークだ、なぜ通じない」とボヤく。その後に出会った兄弟は、マークの冗談に「笑える」「おかしいよ」と答える。第1の理由。さらにボート部所属だと言う。マークはシーン1でクラブに入りたいと言っていた。第2の理由。

そして問題の22分21秒からの自転車室シーンになる。なぜ問題なのかは……ナイショ。近年のデヴィッド・フィンチャー演出術の基本がここにある。ヒントは……サンドイッチ。

マークは兄弟の誘いに乗る。次のシーンから、2つの裁判に関わる聴取シーンが交互に映し出される。それ以前の、女弁護士の聴取シーンは、大学のサーバーをダウンさせたことの裁判のように思わせてるが、ここに来て、マークがもっと大きな問題を抱えてることがわかる。こうして第1幕が終わる。