ワークショップ初日

教文ワークショップ初日終了。
参加者は8名。見学者がその倍くらい。ワークショップの様子を見学して、来週から参加したいと申し出た人が1名。

どんなことをしたかというと、自己紹介をして、名前、年齢などの他に、今カバンに入っている本(か漫画など)を紹介してもらったり。けっこうみんな個性的なものを持っていた。別役実あり、イヨネスコあり、石田衣良あり、自分の著作あり。

自己紹介の後は、10枚の絵からストーリーを作る。まずは10枚から3枚を選んでストーリーを作る。次に、みんなでバトンリレー方式でストーリーをつむいでいく。1枚を選びストーリーを進め、次の人に回していくというもの。2回やって、2回目には見学者にも回していく。

これでだいたい1時間。休憩を挟み後半はショートムービー鑑賞。ここでキラーコンテンツをと思い、「岸辺のふたり」とアカデミー賞作品「The Lunch Date」を。

どちらも好評。

この2作品から、ショートムービーには2種類あるという強引な説明。ドラマ型とアイデア型。

来週はアイデア型の説明を。再来週はドラマ型の説明。

最後に課題を出して終了。物語を覚えてきて、ストーリーを説明するというもの。ちゃんと要約して、ストーリーの面白さを人に伝えるのはけっこう難しい。何を押さえて話せばいいのか、何が不必要なのか。 課題図書はと言うと、ジャック・リチーとかラーメンズの短編とか星新一とか。

そしてワークショップ終了後は非常にめずらしく打ち上げに参加。いや、交流会的なことをしますよと言った手前。その席では講師っぽく先生づら。面倒くさいことをしなくて良かったり、話半分で聞いていても許される的な居心地の良さはあったものの、しかし先生先生と言われることへの危機感は忘れないようにしよう。誰かが言ったね……先生と呼ばれるほど馬鹿じゃなし。

帰りはJRに乗り遅れそうだったので地下鉄で宮の沢まで行き、1時間ほど歩く。夜のなま暖かく湿った空気がワークショップで無理矢理テンションをあげた脳に優しくもあり。

さて来週はどうなることやら。こうご期待。