「人生を選べ」

という言葉でピンと来るだろうか。

トレインスポッティング」を専門学校の学生は誰も知らなかった。
もう、12年前の映画。

ジェダイマスターは昔、スコットランドのヤク中だった。

青春だなんてちょっと恥ずかしい言葉を自分のシナリオのモノローグで使っていた、今日気づいた。

誰にでも青春があるのだとすれば、僕の世代の青春は「トレインスポッティング」だったと勝手に決めつける。

実はタランティーノにはちょっとだけ乗り遅れていたし、デヴィド・フィンチャーの映画を青春とは言いづらい。あとはなんだ? 岩井俊二

なにより「トレインスポッティング」は青春の映画だった。それが大きい。そして音楽。「Born sleepy」。

授業で学生がストーリーを書いて、それの講評会をやったら、悲惨な青春とでも言うべきストーリーを書いた学生がいた。その講評だけで20~30分盛り上がったので、じゃあ来週は「トレインスポッティング」を見ようと、そういうことにした。

楽しみ。スコットランドで一番汚いトイレのシーンとか。
今の学生が「トレインスポッティング」みたら、どう思うのだろう? 古くさいと思うのだろうか? 僕がカラックスに違和感があり、ゴダール微塵もいいと思わないように。


昨日、舞台のシナリオを半分書いて夕方に送る。

それから外出。まず区役所に行って税金を払う。文句は言うまい。


局へ行ってラジオの資料をもらう。おーまた締切が増えた……。来週月曜日にする。それ以降だと1週間後とかになってしまうし。

その後、ドラマの衣装打ち合わせ。

帰りは地下鉄で宮の沢まで行って、あとは歩く。1時間くらいか。コンビニで夜ご飯を買って、「トレインスポッティング」を見ながら食べる。当然、ユアン・マクレガーはこの作品がベスト。オープニングとラストはいつ見てもいい。何度も見る。今もまだ見ている。

「人生を選べ」