脱稿

「きみ、愛する人、泣いておくれ、やっと泣くときがきた! ぼくの小さな物語の主人公が、たったいま死んだ」

カフカが「変身」を書き終えたあとに、恋人に宛てた手紙の一文。


そう言うわけで、えー、僕の愛する人(いるのか?)、泣いてください。
ぼくの物語もついに終わりを迎えました。たった今、主人公が……

どうなったのかは、ま、読んでのお楽しみ。

このあとは、祝杯を挙げつつ、誤字脱字チェックします。