事務所がなくなったら

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気がつけばもう6年くらい、事務所のある生活。

その前はと言うと、もちろん、事務所のない生活。

今は家と事務所の往復だけど、かつてはどうしていたかというと、
家を出て、街をブラブラして帰る、という、リストラされたサラリーマンみたいな感じでした。

そう考えると事務所があるというのはありがたい。

のだけど、

最近、事務所引き払おうかなあなんて思い始めていたり。
いや、あっても別に、何がどうってわけでもないし、みたいな。
案外にぎやかな建物なので、本当に集中したい時は不向きだし、
なくったってやってけるんじゃない、みたいな。

で今日、はじめて、事務所のカギを忘れまして。
入れないわけです。

事務局から合いカギ借りればいいのだけども、
ここは1つ、事務所のない生活というのを味わってみようと。

今まで当たり前だった事務所生活がなくなったら、僕はどう困るのかあるいは困らないのかを体験してみようと。

えーまずですね、ご飯を食べるところの確保からです。
写真がそれです。

カギを忘れたことに気がつく前に、お昼ご飯をコンビニで買ってしまっていたので、
どこかで食べなければならない。

事務所の隣が小公園的になっているので、そこで食べました。
本当に、リストラサラリーマンです。

しかしどうして、こう切ないのか。
仕事していてお昼に天気がいいから外で食べよう、というなら、堂々と食べられるのでしょうが、
なぜこうも、落ち着かなさと切なさとが入り交じるのか。

食べまして、街を歩きます。
本屋に入ります。古本屋に入ります。
歩き疲れたのでコーヒー屋に入ります。
ここからが仕事です。

締切が過ぎているシナリオについて、考えます。
が、どうも眠い。事務所なら仮眠もできますが、ここではそうも行きません。

しばらく粘って帰ります。
4時半です。
明るい時間に列車に乗ります。
スーパーで買い物をして帰ります。
主婦とレジに並びます。

帰宅してご飯を食べて、シナリオにまた取りかかります。

夜です。

うーん、こんな一日。

結論。

切なくならないから、事務所はあった方がいい。