多幸感
週末に気分が落ちる。
土曜日に根を詰めてシナリオ(ハコ書き)書いて、日曜日に子どもワークショップだった。
月曜日、かつての事務所ICCに郵便物が届いているとのことなので、取りに行く。
小雨が降る中、自転車を漕いで、久しぶりに(数年ぶり?)ICCへ。
小雨が降る中、自転車を漕いで、久しぶりに(数年ぶり?)ICCへ。
ここら辺から何やら雲行きが怪しくなる(いや、実際天気は悪かったのだけども)。
僕はイヤホンで音楽を聴いてるフリをして(音は出さず)、
サギ話を聞きながら、シナリオを考える。
サギ話を聞きながら、シナリオを考える。
1時間して現事務所へ戻る。
なんか浮かない気分だ。
シナリオを考える。わりと進むが、どうも肝心の所が決まらず、
周囲は固まるが核は決まらず。
なんか浮かない気分だ。
シナリオを考える。わりと進むが、どうも肝心の所が決まらず、
周囲は固まるが核は決まらず。
進んでいるように見えて、その実まったく進んでいないという展開。
締切は水曜なのに、しかも2つ書かないといけないのに。
締切は水曜なのに、しかも2つ書かないといけないのに。
それに土曜までには上記ワークショップのシナリオを書かないと……
時間が足りなくなってきた。
時間が足りなくなってきた。
火曜日。
気分が落ちていることを自覚しているので、
何か、いいことを考えようとする。
何か、いいことを考えようとする。
ダメな時ほどダメなことを考えるので、
それを意識的に断ち切るのだ。
それを意識的に断ち切るのだ。
ブタの死骸とか昔の失敗談とか友達に何気なく言われて傷ついた言葉なんかは忘れよう。
思い出そうとした瞬間に美味しいご飯のことを頭に浮かべよう、誰かに褒められたことや道に咲いてる名前の知らない花や美味しかったスープカレーや蕎麦つゆの奥深さやオースターの感傷や明るい未来や成功した自分やアカデミー脚本賞を取った姿や宝くじに当たった妄想や自由な旅に出かけたシミュレーションや日が長くなったなあとか星がキレイなのかなあとかそうだ買えなかったCDや迷ってる本や絵や時計や服や地位や名誉やお金について考える。
そうして、暗い気持ちをつかの間振り払う。
夕方、モスでフィッシュバーガーを食べる。
フィッシュバーガーを食べる理由はソースでベチャベチャにならずに済むから。
フィッシュバーガーを食べる理由はソースでベチャベチャにならずに済むから。
表題作が好きで何度も読み返している。
タイトル通り、しあわせについてのSF。
タイトル通り、しあわせについてのSF。
本当に良くできた短編で、
読み直すたびに、ため息が出る。
読み直すたびに、ため息が出る。
ここ数日、気分が落ちていたので、その反動か、すごく「しあわせ」な感じに襲われる。
まるでフィッシュバーガーに何か入ってたのではないかというくらい。
まるでフィッシュバーガーに何か入ってたのではないかというくらい。
外に出るともう陽が落ちていて、
腕に、涼しい風を感じる。
そう、今日は半袖。
腕に、涼しい風を感じる。
そう、今日は半袖。
そんなことすら――
そろそろシナリオ作業に戻ります。
中途半端になってしまったけど、たまにはこういうのも。
中途半端になってしまったけど、たまにはこういうのも。