入れや

小学校教頭、児童の口にチョーク入れる

 高知県教委は28日、公立小学校の50歳代の男性教頭が、担任する男子児童の口の中にチョークを入れ、心的ストレスを与えたとして、減給3か月(10分の1)の懲戒処分にしたと発表した。

 県教委によると、教頭は6月24日、児童数人が授業中にあくびをしたことから、全員に「次にあくびをしたら口にチョークを入れる」と注意。これに対し、男子児童が「入れや」と口を開けたため、チョーク(長さ2~3センチ)を口の中に入れたという。すぐに取り出したが、この児童は翌日から夏休みに入るまでの間、4日しか登校しなかった。

 教頭は児童と家族に謝罪し、県教委に対し、「申し訳ないことをした。初心に戻ってやり直したい」と話しているという。(読売新聞)