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以上が、V誕生の経緯だ。見るべきドラマもなければ、ドライで計算ずくの印象を受けたかもしれない。実際、とりわけ制作の初期段階ではそうだった。贈呈用に綺麗にラップされた啓示をミューズから送り届けてもらえるのは、限られたごく僅かな人間だけだ。鼻もかけられない我々は、ひたすら汗を流すしかない。