小説のあとがきについて

全12話のうちで、一番直しが入ったのが「あとがき」。

あとがきは難しい。筆が進むと軽い感じになって読者は引いてしまうし、
知られざる内情、内輪話的なことを書くとぶっちゃけ過ぎになってしまう。

硬いと硬いで読む気が失せるし、全12話分の自作解題を書いたら、
なんか無理矢理ページを埋めてるみたいになってしまう。

次回、もし本を書くならば(売れれば書けるよ)、
面白いあとがきの書ける作家になりたい。

あるいは、あとがきだけの本でも書くか。
スタニスワフ・レムみたいな感じで。