パシフィック・リム


ギレルモ・デル・トロ監督作品『パシフィック・リム』観る。
熱い、怪獣・ロボ映画。日本人ならまず観るべき。

日本のアニメ・特撮に多大な影響を受けているギレルモ・デル・トロが、現実感のある怪獣映画という、めちゃくちゃ高いハードルをエンターテイメントとして乗り切った凄さ。

クトゥルー的な、異世界から襲来した獣に対してガンガン殴りつけるロボの楽しさはあるのだけど、それよりも、この監督が持つ独特の被虐性が見所。

僕たちのロボが無残にも敗れ去るシーンの、あああ……感。この感じが出せてこそのロボ映画であり、カタルシス

映画に1800円出すのは高いという声がある。3D映画はさらに高くなる。でもこれこそ、1800円払っても観るべき映画。あるいは2度観て3600円払っても得しかない映画。

久しぶりに、映画こそ娯楽の王様だと思った。