東京物語抱き合わせ

巨匠・小津安二郎と、盟友の脚本家・野田高悟が、長野の別荘で書いた日記が今年、2500部限定で出版された。『蓼科日記 抄』だ。

調べてみたら、ほとんどどこでも買うことは困難だけど、Amazon限定商品として、『東京物語』のブルーレイと合わせて発売されていた。
(追記:シナリオ専門書店として有名な矢口書店のtwitter情報によると、「【新入荷】『蓼科日記 抄』(「蓼科日記」刊行会、3,990円)は新刊として、定価での販売となります。神保町では一誠堂書店書泉グランデ、当店で販売しております。ご来店の際に是非ご覧ください」とのこと)

ただ、『東京物語』&『蓼科日記』の販売、値段が8925円。『蓼科日記』が定価3990円で、『東京物語』は4935円なので、そのまんま足した金額。

だけどAmazonでは、『東京物語』が24パーセントオフ3736円で売られている。しかもまだ初回限定版で特製アウターケースとシナリオ写真集付きだ。『蓼科日記』とブルーレイのセットではアウターケースも写真集も付いてない。

とにかく手に入りづらい『蓼科日記』を手に入れるために『東京物語』のブルーレイを1199円高く買うということになる。さて、妥当な金額だろうか。

さらに調べてみたら、11月に発売される『秋刀魚の味』ブルーレイとの合わせ技バージョンもあった。