泣ける野球映画


昨日の『モンゴル野球青春記』に続き、野球ものの映画。『42〜世界を変えた男〜』。

黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソン。様々な迫害に耐えながらも、彼はメジャーで野球をする。

監督は、『L.A.コンフィデンシャル』の脚本家、ブライアン・ヘルゲランド。手堅い演出で、感動的な映画に仕上げた。

正直、大傑作というわけではないのだけど、中傷に耐えながらもプレイするジャッキー・ロビンソンや、それを支えるチームメイトの姿に熱くなる。

意外と泣ける映画なので、さほどな映画でも面白く思える不思議。ジャッキー・ロビンソンをメジャーに昇格させた球団オーナー役のハリソン・フォードが新境地に近い名演を見せている。

それにしても、サッカーや他のスポーツに名映画は生まれづらいが、野球は映画的だ。野球が盛んなアメリカだから、ハリウッドで良い映画が作られやすいというのあるだろうけど、一球一球に盛り上がりがある様が、やはり映画的なんだろう。