Dからシナリオに生かせるかもしれないと、某商店街を紹介される(今日の
北海道新聞で、Dがインタビューされてます)。
行ってみる。
営業しているのは1割ほどで、あとはシャッターが降りている。
この商店街を含め、ここいらは札幌でも古い町並みを残していて、言うなれば昭和、言うなれば
渡瀬恒彦がドテラ着て自転車で走っているような。
床屋のサインポール、パンクを直す
自転車屋、ガランとした薄暗い和菓子屋。
通行人までが、短パンの少年、犬を連れたおばさん、化粧の濃い女と後ろを歩くカタギじゃない男……。
この街に、21世紀はまだ来ない。