案の定

結局30ページだけできて、それを持って打ち合わせ。

どうにもストーリーができなくて、設定はまあできているのでそのまま書いたら、そこら辺を言われる。つまりセリフが説明すぎだと。

わかっていることを指摘されると、返答に困る。なので最近は、素直にわかりましたと言うことにしている。今回も。

しかし僕は打ち合わせでほとんどしゃべらず、ちょっとマズかったなと反省。少しはコミュニケーション取るべきだった。演出には悪いことした。第一稿がちゃんと全部あがったら、しゃべることもあろう。

話は面白いかどうか、今のところわからない。書けたところもあるし、書けてないところもある。それにしてもナンだ、100パーセントダメ出しだけの打ち合わせは疲れる。

方角は絶対これで間違いない、だから大海原に一人ヨットで航海に出たのだけど、たびたび来る連絡が、方角がおかしいとか台風が来るとか、そんな船じゃダメだとか言われ続けると、さすがにこのまま航海を続けていいものか不安になるだろう。


が、


ここまでは想定内。ダメしか出さない人もいる。シナリオライターに気分良く書かせようなんて思いも寄らない人は多い。だからライターは結局、心を許すことなく好き勝手に書くしかないのだと、どこかで思い知ることになる。

誰かの評価じゃなく、自分の評価で書き終えるしかないのだと、ま、そういう話。