燃えあがり

企画を考えているのだが、いっこうに進まない。
なんだかやる気もとぼしい。燃えあがるものがない。

燃料だと思って、ドラマ「だれも守れない」と映画「だれも守ってくれない」を見る。
君塚良一脚本のドラマと映画。ドラマが映画の前日談。

ドラマでは被害者の家族、映画では加害者の家族を描き、世間やマスコミの過剰な反応に警鐘をならす。

のだけど……

映画版ではネット社会を一面的に捉え、それで悪というレッテルを貼っているのだが、そういう一方的かつ過剰な反応を批判しているのがこの作品のはずなのだけどね……。

でも、何かにおもねることなく、良質なものを作ろうという気概がいい。
あと、映画もドラマも松田龍平がとてもいい。