ベンジャミン・バトンを観た
↑最新技術!
で、それが違和感ない。
もう、そういう時代なんだね。
映像技術の進歩で、それまで見せることのできなかった物が簡単に見せられるようになって、
なんの工夫もなく、どうだすごいだろ、みたいな見せつけ映画が多かったんですが、
D・フィンチャーは技術の見せ方にケレンがあって、色気があっていい。
なんの工夫もなく、どうだすごいだろ、みたいな見せつけ映画が多かったんですが、
D・フィンチャーは技術の見せ方にケレンがあって、色気があっていい。
そもそも映画は、肝心な「何か」を見せることなくそれを伝えるべきなんだけど、
手を抜く人たちは映像的な驚きとハッタリで観客をごまかしちゃう。
手を抜く人たちは映像的な驚きとハッタリで観客をごまかしちゃう。
でも「ベンジャミン・バトン」は、ちょっと引っぱって、ついに見られた時のハッとした感が
ドラマと噛み合っていて、よろしいと思う。
ドラマと噛み合っていて、よろしいと思う。
あえて言うと、ラストが尻すぼみというところくらいか。
でも潜水艦(だよね?)から弾がいきなり飛んでくるシーンと、「セブン」でジョン・ドゥーが最初に撃つシーンの、弾がこっちに飛んでくる感が同じで、なんか良くわからないけど嬉しくなった。なぜだろう?