劇的瞬間について4時半
今回のドラマ「アキの家族」に出演している役者さんたちも多数出演していた。
笑いあり涙ありのお芝居で、よく言えば間口が広く、悪く言えば少しのっぺりとした内容。
突き刺さる鋭利な感じではなく、まあ、子供からお年寄りまで楽しめる、そういう舞台。
突き刺さる鋭利な感じではなく、まあ、子供からお年寄りまで楽しめる、そういう舞台。
ただ、つかの間挿入される回想シーンがわりと良くて、
そこが劇的瞬間だったなあ、と思う。
そこが劇的瞬間だったなあ、と思う。
現実シーンは面白いのに、残念。
ただ、ラストの一言、あれがとてもいい。
ただ、ラストの一言、あれがとてもいい。
きっと原作もその言葉で締められているに違いない。
この言葉を言いたいがための映画なんだろうなあと思う。
この言葉を言いたいがための映画なんだろうなあと思う。
だからそこが劇的瞬間。
劇的、というのは演劇的という意味ではなく、
やっぱり何かが積み重なっていって、到達した地点を言うんだろうと思う。
何かになった瞬間。
やっぱり何かが積み重なっていって、到達した地点を言うんだろうと思う。
何かになった瞬間。
それがないと、お芝居でも映画でも、作る意味がない。
それを作るために、やっているんだろうとと思う。
それを作るために、やっているんだろうとと思う。
よく、映画と比較して、テレビドラマは安っぽいとかつまらないとか言われるのは、
そこなんだろうと思う。あるいは、「テレビっぽい映画」と言われるものも。
そこなんだろうと思う。あるいは、「テレビっぽい映画」と言われるものも。
どれだけ人気のあるタレントやアイドルが出てても、出てるだけじゃ劇的瞬間にはならないし、
今風の題材をこれ見よがしに取り上げても、やはりそうなんだろう。
今風の題材をこれ見よがしに取り上げても、やはりそうなんだろう。
本当に志のあるテレビドラマには劇的瞬間がいくつもある。
倉本作品をみればわかる。
倉本作品をみればわかる。
僕も、テレビドラマで劇的瞬間を作りたい。
今回のドラマもそうなっていますように。
今回のドラマもそうなっていますように。
写真は4時半、一緒にお芝居を見に行った方たちと喫茶店で。