正義を知るにはお金がかかる

正義論

正義論

なんか勉強しようと思って『正義論』を読みたいと思った。

白熱教室のサンデル教授がしばしば言及する(彼は批判的にだけど)著者とその本を読みたいなあと。

『正義論』の著者はジョン・ロールズ
現代において死にかけていた政治哲学を蘇らせた人(?)らしい。

ネットでフラフラ調べた限りでは、なぜ広島・長崎への原爆が悪なのかを説明する下りなんか、すごく興味深い。
→ジョン・ロールズ「原爆投下について」参照

ところが『正義論』を買おうと思ったら、7875円(税込)。高すぎる。

こういう時こそ図書館だ、と思って調べたら、
2010年に出た新訳版は貸し出し中、旧訳版は貸し出し可になってる。

だけどこの旧訳版が、なんかすごく悪名高い誤訳悪訳の見本みたいな本らしく、大学のゼミで学生に訳させたものを教授の監修の名の下に出したというすごい本。

買えないし借りられない。
正義を知るには……

正義論

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