怖い短編集その8

モンタギューおじさんの怖い話

モンタギューおじさんの怖い話

不思議で怖く、ユーモアのある絵を描いたエドワード・ゴーリー
そのゴーリーそっくりの絵を表紙と挿絵にしたが『モンタギューおじさんの怖い話』。

モンタギューおじさんが主人公の子どもに語る11の怖い短編集。
まあ、絵もいいし話も多彩、何より怖くて楽しめる。

お気に入りは『額ぶち』。
怖いしストーリーもピカイチ。

一番怖いのは『道』かな。
タイトルはシンプルだし、ストーリーもシンプル。
何かおぞましい物がひたすら追いかけてくる、その怖さとオチ。

この本の作者の怖い話シリーズは他にも2つ、理論社から出てる。
未邦訳だけど『The Teacher's Tales of Terror』というのが2011年に出てるので、これも期待。