僕たちが出会う怪物

怪物はささやく

怪物はささやく

Amazonの児童書オールタイムベスト100にも選ばれた『怪物はささやく』。

なんか人気みたいだ。
僕が買ったものには帯に作文コンクールの「課題図書」と書いてある。

しかし内容はシビアだ。誰にでも訪れる、とても悲しいことを題材にしている。家族の死だ。

この部分は本当に切ない。そこを、かなりストレートに描いている。

少年コナーの前に現れる怪物は、彼に物語を語って聞かせる。彼が乗り越えなければならいもののために。

終盤、やや観念的になって難しいかな? という部分もあるけど、
読んだら残り続ける本だ。