今日は何の日?
ポール・オースターの日です。
オースターが今も住んでいて、作品の舞台としてたびたび現れるニューヨークのブルックリン地域の、区長さんか誰かが決めたそうです。2月27日はポール・オースターの日だと。
でも、なぜ2月27日なのか、オースターと縁もゆかりもない、全然関係ない日だそうで、でもまあ、それがまた、オースターっぽいと言えば、オースターっぽい。
だから今日はオースターを読む。
先日まで書いていた某シナリオが、気がつくとオースターになっていた。いや、なろうとしていた。しかし、書き終えてわかることは、オースターへの道は遥か。遠い。
「何ものも続きはしません。そう、心の中の思いさえも。それを探して時間を無駄にしてはいけません。いったんなくなった物は、もうそれでおしまいなのです。」(ポール・オースター「最後の物たちの国で」)
訳者の柴田元幸もすごい。