パチン

締め切りが目前なのに、気が乗らない。
始められない。

目の前で指をパチンとやられて、黙々と書き続けるような暗示を受けたい。
催眠されたい。

ダラけてほっとくと寝てしまうので、とりあえず何かやらないとと思い、
ちえりあシナリオ講座の、提出されたシナリオの講評を書く。
今回は以前よりもレベルが高い。

自分のシナリオがこの中に混ざっていたらどうだろう、
なんて考えない。

実際混ざるとなると、性格悪いので、どんな姑息な手を使ってでも
認められるようなシナリオを書く恐れあり。

現にこの前の舞台では、第1稿の時点で僕の本は出遅れていたので、
第2稿は何かに媚びた。

その結果、何かを得て、何かを失う。