考えている

プロットを書かなければいけない。

考えている。

発想、というのはどこからくるのか。

考えれば考えるほど、いいアイデアが浮かぶのか?
1時間より10時間なのか?

10時間あっても、ひらめくのは一瞬だ。
その前の、9時間59分が大事なのか?(10時間目にひらめいたとして)

1時間のアイデアは、10時間のアイデアの、
面白さは10分の1なのだろうか。

ともあれ、考えなくてはいけない。
いろんなものをシャットダウンして。

締め切りギリギリになると、ズタズタになる。
なってもいいから書こうとする、その突破力はいいのだけど、
いかんせん精度がいかんともしがたくなる。

精度のある突破。
そのための10時間なのか?

何にせよ、苦もなく生み出せるわけはない。
苦しみを何かに変えて。
まあ変えなくてもいいか。とにかく書こう。いや、その前に考えよう。

私は貝になりたいと思ったあの人は、
世を儚んだのではなく、いろんなことをもう考えたくなかっただけなのかもしれない。

でも僕は、貝になる前に、とりあえず考えよう。
考えて、そのうち書き出そう。