ラノベ

見るかどうか迷っていた「鉄コン筋クリート」を最終日に見に行く。
K藤君のblogで面白いと書いていたから。あと、客が少ないとも書いていたから。

で、見た。

傑作。涙が出た。

事務所に戻ったら、何の因果かK藤君から連絡。今から来るとのこと。

で、会った。

ケーキをごちそうになった。それからいろいろ雑談。

指輪ホテルを褒めていた。見た人みんなが褒めている。
見るべきだったと思うが、しかし振り返ってみてもどの角度からも僕との接点が感じられないので、やはり過去に戻っても僕は見に行かないかもしれない。

だから、

映画や舞台や小説なんかモロモロ、客との接点をどう作るかがやっぱり大事なんじゃないだろうかと、今日もまた何かを学ぶ。

帰り際、本屋に寄って○君の本を買ったのだが、汗が出た。
ライトノベルコーナーに行ったのは初めてで、どうしてあんなにも緊張するのか。ブックオフのマンガコーナーにも似ていて、あの入りにくさ居づらさ。

そして探せない。

初探検のライトノベルコーナーは、ジャングル。ピンク色のジャングル。どれも同じ背表紙、どれも同じ表紙に見える。

このままでは探し当てられず、逃げ帰ることになるかもと思いつつフラフラするが、そこで思い出す。

そう、

彼の本は新刊なのだと。そして賞をもらっているはずだと。だからきっと、平積みなんじゃないかと。

的中。

ありました。

買いました。

いま読んでいるカフカの新訳を読み終えたら、次は人生初、ライトノベルに挑戦。